おうちのモヤモヤ退治

余白がほしい

モヤモヤを退治したくて。家や服のことなどを。

【パーフェクトなスタートをきめた完母で苦しむ】3:授乳拒否の原因について考えてみる

哺乳拒否によって一気にどん底に落とされた私。パーフェクトなスタートをきっただけに、余計辛かったです。

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しかし嘆いてばかりもいられない(※実際には嘆いてばかりいました)。今まで飲めたのが飲めなくなったのです、原因を考えてみました。

 

考えられる原因はざっくり分けて4つありました。

 

①哺乳瓶による乳頭混乱

夜寝る前に1回だけ40ml補足しており(pigeonの母乳実感)、哺乳瓶ゴム乳首と直母との混乱や、より出がいい哺乳瓶に心が傾いている可能性。

 

②哺乳ストライキ

にい子にとってストレスがあり、授乳拒否している可能性。実家から家に帰っての環境の変化。生活スケジュールの変化。いち子の存在によって授乳に集中できない(足触ったり授乳中に圧し掛かってくる)。授乳中にいち子を注意したことで、拒否しておっぱいを口から外そうとするのを強めに抑えつけてしまったことで、授乳に対して嫌な気持ちになっている。私のストレスが伝わっている可能性。

 

③授乳ポジションがあっていない

使っている授乳クッションは同じだけれど、にい子の身長が伸びたことでポジションがずれている可能性。

 

④授乳タイミングが遅い

「泣いたら授乳」は、本来すでにタイミングとしては遅いのだそう。寝ててもうねうねしたり、腕を口に持って行ったり、舌をぺろぺろしたり(乳首をしごくような動き)

したら、もうそれは哺乳準備完了の合図なんだと。泣いてからだとすでに飢えていて、それで我を失って怒っていてうまく飲めていない可能性。

 

⑤母乳側の問題

味がまずくなった、射乳反射(飲み始めてちょっとしてからツーンと張って勢いよく出ること)で溺れている可能性。

 

 

ざっくり分けてこんな感じでしょうか……。個人的には②の哺乳ストライキの可能性を強く感じていて、「にい子に精神的ストレスを与えていたかもしれない」と思うともう自分もしんどかったです。

 

授乳のたびに自分もストレスでイライラして、飲めないにい子に当たって、それで反省して泣きじゃくる自分。それを見て更に授乳に対して嫌な気持ちになるにい子。もう泥沼です。底なし沼、蟻地獄。

 

哺乳ストライキをこじらせると数週間単位で拒否される、とネットで見ました。そうしたらにい子の成長が止まってしまうかもしれない。ミルク補足になったら更に乳頭混乱になるかもしれない。自分のおっぱいは生産停止するかもしれない。せっかく、せっかく新生児から完母でうまくいっていたのに……。

 

にい子1ヵ月と2週間の頃。辛くて仕方のない時期でした。

【パーフェクトなスタートをきめた完母で苦しむ】2:1ヵ月ベビーの哺乳拒否

産後に実家から引き揚げて、親子4人での生活が始まりました。大人2人に乳幼児2人。いち子2歳1ヵ月、にい子0歳1ヵ月でした。

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帰宅後は育児に加え、当たり前に家事をやるようになりました。買い物、夕飯づくり、掃除、洗濯、片付け。いち子の保育園の送迎や皿洗いは夫が引き続きやっていましたが、まぁ1ヵ月ベビーを抱えながらだとうまく行かない。うまく行かないのに、「そんなに大変じゃないし、夫だって忙しいし」と思いながらやっている自分がいる状況でした。もう第二子だし、たくましくあれ、と思っていた部分もあります。

 

 

異変が現れたのはこの頃です。にい子が夕方の授乳を暴れて拒否したりするようになったのです。

 

実家にいた時は、【泣く→おむつ替え→授乳】の3点セットが毎度スムーズにできていました。昼は1~2時間置き、夜は3~3.5時間置きで、見事なまでのリズム感。なのに今のにい子は拒否拒否拒否。よく動く腕が私の頬にアッパーを食らわせ、小さな爪が唇やデコルテを引っ掻き、加えた乳首を首をぶんぶん振って離す。

 

スムーズな新生児期を送った私には、これが結構ショックでした。なぜだ、なぜ退化しているのだ!

 

しかも、最初は夕方18時~21時頃の拒否だけだったのが、次第に夜~朝の授乳も拒否し始めたのです。本当に5時間とか6時間とか飲まない。飲んでも片方のおっぱいだけで終わりで、もう片方は思いっきり拒否。口を真一文字に結んで拒絶。3回に1回位しか飲まない。

 

保険で入れいてた哺乳瓶も、40ml作っても全部飲まなかったり、そもそもゴム乳首をがしがし噛んだり、飲んでも途中で噎せたりしていました。なんなん。

 

 

1ヵ月頃の乳児と言えば、まだまだ頻回授乳をしたい時期です。体重もガンガン増える時期だし。おっぱいは出る、直母も問題なくできたはず、なのに飲まない……

 

普段の生活のストレスとともに、徐々に自分が追い詰められていきました。そしてハッピーだった授乳が、どんどん苦痛な時間に変わり、新生児の頃に感じていた余裕は星の彼方に消え去っていきました。

【パーフェクトなスタートをきめた完母で苦しむ】1:2人目の余裕

まさかまた授乳の話を書く羽目になろうとは……。

 

今度は第二子での体験です。えぇ、また格闘する日々です。またどなたかの参考?になればと思い、書いていこうと思います。

 

分かりにくいので仮称でもつけるかな、第一子をいち子、第二子をにい子とします(そのまんまやん)。

 

⇩いち子との格闘の記録は【混合から完母への道のり】シリーズで。

itgreco2.hatenablog.com

 

***

 

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にい子は、いち子同様、出産予定日の9日前に生まれてきました。出生体重2,788g、いち子よりも100g程大きい位で身長は全く一緒。

 

今回は最初から完母で行くと決めていました。頻回授乳だってなんだってやってやるわ。あの乳頭混乱で直母拒否された悪夢の日々は繰り返したくない……!

 

幸い、いち子のおかげでいい感じに乳首は出てるし、乳腺も開通しているはずです。そう、私は自分の胸に自信を持っていました。あとは飲む側の問題だけ!お互い初心者でへたっぴだったのとは訳が違います!強気でいける!

 

そして見事、にい子は最初から直母で飲むことができました。そして生後2日目には40g直母できていました。助産師さんからも「やっぱり1人完母で育てたママは違うね~」と言われ、入院中の授乳指導もほぼなし。こちらも母子同室中は自由勝手に泣きだしたら時間を気にせず授乳。ごはん食べながらも授乳。いち子の時は辛くて苦しくて仕方なかった授乳がこんなにナチュラルにできるだなんて!

 

一度、生理的減少で2日目に2,612gまで下がったものの、4日目の退院時には2,706gにまで回復。余裕の表情で病院を後にしました。

 

 

***

 

実家に帰省してからも、新生児育児ライフは順風満帆そのものでした。ちなみに家事はほとんどやりませんでした。母親に禁じられていたためです(たまに隠れて掃除やら片付けやらしてた)。

 

この頃は1日10~15回授乳をしていましたが……まーびっくり、いち子の頃で比較して超楽でした。

 

いち子の時は混合だったため、目覚ましをかけて3時間おきの授乳です。ミルク準備→おむつ替え→哺乳瓶ゴム乳首でトライ→乳頭保護器でトライ→直母トライ(※大体拒否)→哺乳瓶でミルク→寝かすためにトントントントントントントントン→寝たら哺乳瓶の洗浄&消毒(レンチン)。これで1セットでした。スムーズに寝ても1.5~2時間睡眠。寝ない時はそのまま次の授乳タイムに突入したりして、常に寝不足でした。

 

対してにい子。おむつ替え→直母で授乳→寝かすためにトントントントントン、以上。トントンも長くて15分位。おかげで夜勤はトータル30分ほどで終了、2.5~3時間しっかり寝れました。

 

 

日中も泣いたらさっと授乳。もう苦じゃないんですよね。にい子出産前は頻回授乳にちょっと恐れがありましたが、こんなにスピーディーに終わるし、なんなら拒否されないだけで精神衛生上凄くいい。1日15回の授乳も全然辛くない。

 

授乳がスムーズなだけでこんなにも違うのか!泣いてイライラしていたあの頃が嘘に思えるほどのイージーモードです。ふふ、いち子と頑張ったもんね、いち子のおかげね、いち子は育児というより共闘に近かったわね……なんて思いながらの新生児育児でした。

 

 

ちなみに1日1回、22時頃の授乳後に40mlだけミルク補足していました。いち子の時に哺乳瓶拒否で保育園が大変だったこともあり、一応保険として入れていました。助産師さんにも「1日1回少量ならば乳頭混乱も起こらないから大丈夫」と言われており、主に夜寝てほしいのと、便秘解消のために飲ませる感じでした。でも夜の睡眠時間変わらなかったな……。

 

こうして実家引き上げ時、生後35日目には3.7kgに成長。40日目で受けた1か月検診では3,986gで、退院時より1日当たり35.5gの増加。成長に問題なく、特段指導もなしに終わりました。ミルク40mⅼの補足については誤差レベルとして、母子手帳には母乳のみで記載がされました。

 

 

パーフェクトなスタートを決めた完母ライフ。このまま授乳で苦しむことなく育児が楽しくできることを、私はこの時1㎜も疑っていませんでした。

ダウンコートの入替と手放し方

先日ふらっと立ち寄ったユニクロで、まさかの+J (ジルサンダーとのコラボ)のダウンを見つけてしまい、30分ほどの脳内会議の末に購入しました。いやっほい!

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UNIQLO

 

+J を最初に見たのは大学生の時です。あの時はアルバイトの稼ぎも少なくて、定価で買えなくて、値下げされた中から1着購入しました。ウールのジャケットで、試着した時にもう、もうね、そのパターンの美しさに感動したものでした。着る度に胸躍りました。

 

あの頃は転売屋が今ほどメジャーでなかったからか、そこまで世間一般的には売れなかった印象だったんですけれどね。去年の11月13日は、なんだかお祭りと化していましたね。ただのお祭りだった。

 

個人的には試着しないで買うのは危険だと思ったし、そもそも私のXSサイズはオンライン限定だから試着できないし!と諦めておりました。

 

しかし先日のユニクロ、まさかのオンライン完売商品(※現時点では在庫復活してました)が、しかも基本オンライン限定のXSが店頭で販売されていたんです。うわー試着できちゃうじゃん!いそいそと試着し、その後の脳内会議を経て、見事にお迎えすることになったのでした。特徴的な襟と、美しいカーブを描くベル袖と背中のライン……見ても着てもほれぼれしちゃう。ふふふ。

 

 

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今回急にダウンコートを買う決意をできたのには、2つの理由があります。1つはこのダウンがとても素敵だったから、もう1つは手持ちのダウンにモヤモヤしていたからです。

 

手持ちのダウンコートは、10年間のモヤモヤでした。

 

チャコールグレーで黒じゃない。ダウンの入ったフード付きで、フードを被っても被らなくてもかなりボリューミー。私が超小柄な事もあり、かさばって大変。かなり暖かいので、本当にいざという時……雪降らないと着ない。1年に1・2回位でしょうか?出番がない割に、年を経てくたっていました。扱いがファッションではなく完全に防寒着でした。

 

これが普通の服なら、すぐに処分していた。でもこのダウンはずっとクローゼットにいました。捨てられなかった。

 

きっと、罪悪感。

 

母親に買ってもらったものだし(今だに買ってもらった時の母親の笑顔を覚えている)、いざという時にないと困るし、新しいダウンを買う予定もないし、まだ着れるし。

 

実際はもう10年も経ってくたくただったのにね。ダウンコートの寿命は3・4年程度だそうです。

itgreco2.hatenablog.com

 

今回素敵な出会いがあったので、入替します。この10年間、寄り添ってくれて有難うね。

 

 

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さて古いダウンですが、調べたところ回収してくれるお店があるようです。

www.gdp.or.jp

 

ダウン50%以上ならば、BEAMSUnited Arrows、KBF、Natural Beauty Basicなど、有名なセレクトショップ等の店舗で回収してもらえるそうです。近くのお店に事前に電話した上で持ち込もうかな。

 

誰かが喜ぶ手放し方法があるなら、すっきりした気分で手放せそうです。新しいダウンはがんがん着るぞー!