防災備蓄アドバイサー2級講座を受講
先日、「防災備蓄収納2級プランナー」という資格講座を受講してきました。
これは一般社団法人 防災備蓄収納プランナー協会という団体が主催している講座で、1日の受講で認定資格を取得できます。どんな資格なのか、テキストから引用します。
自身の身の周りの安全を守るためのスキルを学び、認定資格を取得する講座です。災害時の減災を目指し、防災備蓄準備の社会的普及を目的とし、防災備蓄リスト、それらの保管のための収納づくり、ストック管理までの教育を学びます。また整理収納技術が向上し、安全な暮らしづくりへつながります。ご自宅や職場で活かせる内容です。
防災関係の資格となると「防災士」という資格もありますが、こっちの資格の方がもうちょっとライトというか、身近な範囲での防災について学べるので生活に密着しているような気がします。もともと整理収納アドバイザーの方々が立ち上げた団体なので、収納について言及している点もポイントですね。
私自身、モノを少なめにして身軽に生きたい!と思う一方、災害用備蓄がないと怖い!という気持ちもあります。ただイマイチ実感がないというか……曖昧な想像というか。備蓄しなきゃーと思っても「何が・どれだけ必要」という基準がないからむやみやたらに買い溜めしそうだったんですよね(そんなの風通しのいいお家じゃない!)。
また「何が・どれだけ必要」という基準がないと、どれくらいの収納スペースが必要かが分からないんですよね。やたらめったらスペースが要るイメージになって諦めちゃう。私の場合は割とここが強かったです。賃貸マンション時代は2人で40平米なかったですしね……。
という訳で受講。セミナーは講座開設資格を持った方が各々開催する形式です。この辺りも整理収納アドバイザーと同じですね。
私が参加した会は私を含めて5人の参加者がいました。全員女性、講師も女性!グループに分かれてワークをしつつ、必要数や収納場所について学びました。
私が特に勉強になったのは下記点です。
①まず自分が生き延びる(備蓄があっても死んだら終わり)
②例えば今この瞬間に被災したとして、行動スケジュールと立てててみる
③家族や周りとの連絡手段について話し合っておく
④備蓄で必要なのはまず水、次にトイレ凝固剤、そして食料の順番
⑤防災備蓄は完全にオーダーメイド(人によって違ってくる)
⑥水光熱が止まった場合の7日間献立を実際に作ってみる
⑦4人家族の7日間備蓄に使うスペースは、押入れ半間くらい
受講する前はかなり曖昧でもやもやしていましたが、実際に受講してみると具体的にイメージすることで、もう少しリアルに考えられるようになってきました。ネット上には色んな情報が溢れているので、今回学んだことをベースに、自分なりにカスタマイズしていければなーと思います。まずは献立たててみようかな。