読書のススメ。新しい視点を手に入れる。
本はお好きですか?
私は読書が好きです。バッグの中には1冊入っていないと落ち着かない。本屋に行くと3〜4冊まとめ買いです。飲み会の帰りに本屋に立ち寄って、朝起きるとすっからかんの財布と床に積まれた本……という生活を何度繰り返したことか……(※当時住んでいた家の最寄駅のあゆみBooksが0:30までやっていて、しかもいい品揃えだった)。
私が好きなのは、今までになかった視点をくれる本。
例えば「家の片付け」カテゴリーでもキーワードを拾えば色々です。本屋の書棚に並ぶラインナップを見ると、人気なのは「収納」「丁寧な暮らし」「楽な暮らし」「人気ブロガー&インスタグラマー」「インテリア」「断捨離」「ミニマリスト」といった辺りでしょうか?
ただこれに違う視点を入れると、家づくりが一気に面白みを持ちます。「家事シェア」「子育て」「健康」「老後」「終活」「本棚の回転」「防災」などなど。こういうのはブログやSNSでも触れることはできますが、1冊その本とじっくり向き合った方が身につくように感じています。そんな本に出逢えた時は本当に嬉しい!
ちなみに。作家の北方謙三は著書『試みの地平線』の中で、「死にたくなったら本を50冊読め」と書いています。
K・A君よ、約束してくれないか。本を五十冊読む、と。小説が嫌ならノンフィクションでも科学でも歴史でもいいから、とにかく五十冊読むまでは死ぬな。五十冊読んでみて、それでも死にたいと思ったら、また手紙をくれ。もう一度、話そうじゃないか。
昔、ミュージシャンの大槻ケンヂがこれをもじって「死にたくなったら本を100冊読め」と書いていました。本を読むのは人との出逢い。知らない人に出逢って話を聞くのは難しいけれど、知らない本に出逢うのは難しくない。
自分の世界を広げてくれる読書。風通しのいいお家づくりにも活かしていきたいと思います。