モノが多い実家で考える、夫婦で家事をするしくみづくり。
実家に帰省しています。出産後に1ヶ月ほどお世話になる予定なので、お下がりでもらった服とかのリストアップや収納等々をしています。
久しぶりに実家に長居して思うことは、ひたすらにモノが多いということ!
冷蔵庫を開ける。詰め込まれている。
食器棚を開ける。詰め込まれている。
パントリーを開ける。詰め込まれている。
巻尺を捜す。なぜか《ホッカイロ》のラベルが貼られた引き出しに入っている。
洗濯機ラックに使っていないファーファが6パックある……etc.
別にTHEゴミがあるわけではないんです、が、ひたすらモノが多い。
昔はなんとも思わなかったし、それがスタンダードだと思っていました。家ってそういうもんだと。
でも今、自分が家を整えて割と快適に暮らしているとはっきり分かるようになりました。この家はモノが多いし、収納にルールがない、と。
もともとはちゃんと収納にルールがあった筈なんです。ラベリングの痕跡とかあるし。でも、モノがどんどん入ってきて、手放すことがなく、適正量を超えて詰めていった結果、使っている本人(母)にしか分からない収納になっていったんだと思います。
この《母にしか分からない収納》は厄介です。他の家族が家事をするハードルをがんがん上げて行きます。
「食器を洗う前に、食洗機の中の食器をしまおう……しまう場所が分からない、やめよう。」
「食事を作ろう!食材は何があるかな?……冷凍庫にもぎゅうぎゅうに何かあるけど、よく分からないし、勝手に違うところに動かしたら怒られるからやめよう。」
ちなみに今回、父が食器を洗った時にしまう場所が分からない事件は起きていて。父曰く「どこにしまえばいいか分からないし、昔からあるタッパーとか多すぎる。お母さんに一回捨てて買い揃えればいいって言ってもやらない。」と。
対して母は「減らそうと思うけど、お父さんに聞いたらまだ使えるからとか言われて全然捨てられないし、手伝ってもくれない」だそう。とりあえず行き違いを凄く感じる……。
一人暮らしと違って、整理するには家族の同意が必要です。だからこそ時間を作って一緒に整理した方がいい。その上で、誰もが分かりやすく、出し入れしやすい収納にする。そうすると家事の心のハードルがぐっと下がる。モノでパンパンの収納と両親の会話を聞いてそう感じた帰省でありました。
……そして私は片付けたい欲求が暴れ出して辛いです笑