「実家の習慣」を見直してみる話
会社の後輩の結婚に際して、結婚祝いの希望を聞いてみたら「まな板と包丁」と言われました。
まな板について聞いてみたら希望は「大きくて重いもの」。2人暮らしの台所の作業台に置けそうなサイズを超えていたので確認したらば、「流し台に洗い桶を置いて、その上にまな板を置いて作業をする」とのこと。彼女の実家(4人暮らし)ではそういう習慣なんだそうです。だから普通そうするもんだと思っていたそう。もともとセットになっている商品なら安定して良さそうだけれど……。
ついでに洗い桶について他の人にアンケートしてみました。
「実家で使ってたから必要かと思って買ったけど、使ってない」
「実家で使ってたけど、洗い桶自体が薄汚れているのを見てるので、自分では買ってない」
「シンクが狭いから置けない」
「夫の希望で使ってるけど、正直邪魔」
私の周りは洗い桶は少数派でしたが、結構いらっしゃるんでしょうか?今折りたたみタイプでおしゃれなものは改めて人気が出ているような気もしますが。でも食べ終わった後の食器というよりも浸け置き漂白用かな?
この「洗い桶事件」で思ったのは、「実家の習慣=絶対」ではない、ということです。整理収納アドバイザーの方と話していた時にも「無意識に実家の収納と同じ場所に収納している人が多い」と言われたことあります。習慣って怖いですね。
勿論すべての習慣が悪いわけではありません。
私の実家では、飲み切った牛乳パックを洗って開いておき、肉や魚を切る時にまな板代わりに使っています。All Aboutで丁度掲載されていました。こんな感じです。
ちなみに1回で使い捨てします。飲食店ではまな板は3種類使い分けしますが(野菜、肉魚、加工品)、一般家庭でそこまでするのは難しいので。私の場合、まず使う野菜を全部切る、その後に加工品(油揚げ、ベーコン、ウインナー等)を切る、最後に牛乳パックを敷いて肉魚を切る、という流れにしています。こうすると途中で洗い物しなくていいので楽ちんです。
実家では当たり前だったので世の中のご家庭みんなしていると思ってたんですが、そうではないみたいですね。この間初めて知りました(笑)他にはなんでしょう……お米はペットボトルに詰め替えて冷蔵庫保管とか?
実家の習慣は自分の中では当たり前すぎて、検討する対象にすらなりづらいです。第三者からコメントもらうのが一番いいんでしょうけれど、なかなかそのタイミングもないですしね。自分の生活習慣を小まめに客観視できるようになりたいものです。