落合陽一の「貯金は滞留に価値を見出しているだけ」がぐさりときた
最近お金について勉強しようと思っています。
「学資保険とか入った方がいいのかしら?」と考えた時に、学資保険が何かとか、メリットデメリットとかを知らず、漠然と「学資保険」という言葉に釣られちゃダメだなと思ったんです。お金について勉強しなきゃなー……でもよく分からないしなー……お金について興味あんまりないもんなー……(経理部所属なんですけどね、苦手で)。
そんな私ですが、落合陽一のとあるインタビューではっとさせられました。
筑波大学准教授でメディアアーティストを名乗る落合陽一さん。日本の若き天才として有名な方ですが、彼が「日本人とお金」について話したインタビューでこんなことを語っていました。
お金が溜まってる方が価値があるという考えは、お金が留まっていることに意味があるということですよ。逆ですからね。キャッシュフローが成立してるところに意味があるだけで、お金が留まってるところに意味なんかないですからね。
インタビューの全容は下記のリンク先で全文読めます。
これは私にとってはかなりの衝撃でした。最初に書いた通り、自分はあまりお金に興味がないと思っていたのですが。確かに結果貯金が増えるのは好きなので、これって確かに拝金主義ですね。
またその貯金は「滞留」であるという言葉にぐさりぐさり。
風通しのいいお家づくりをしよう。風通しがいいとはモノが滞留せず、動いている状態。そう思っている私には「滞留」はかなりネガティブな単語です(笑)資産運用とかなると一気に違う感覚の単語に聞こえますが、お金を滞留・休眠させないと思えば楽しい。
というわけで少しずつですがお金について勉強してみることにしました。最初に読んだ本がこれ。山崎元・大橋弘祐『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』
タイトルからしてド素人向けなのがよく分かる本ですね(笑)いいんです、これくらいの初心者レベルからちゃんと分からなきゃいけないんです私(本当に経理部員なのか疑わしいですね笑)。
シンプルライフのブログを読むと、結構お金について書いている人も多くて、なんでだろう?って思っていました。「無駄なモノを買わないからお金が貯まる」「興味関心がモノからコトに変わる」「モノだけではなくコトも整理整頓しようとする」「自分の生活をコントロールしようとする」……どれもそうなんでしょう。夫曰く「ミニマリスト思考の人は合理的なんだよ」でしたが。
私が合理的思考になる日は来なそうですが(笑)とりあえず興味を持てたのでこの機を逃さずに勉強してみようと思います。