【混合から完母への道のり】⑩2ヶ月目にして桶谷式デビュー
ミルクを削りつつ、やっと飲めるようになった直母での授乳を頑張る私。しかし不安は尽きません……そう、娘の体重が伸び悩んでいる気がしたのです。
娘の出生時の体重は2,656g。生理的現象で生後3日目は2,436g。ミルクを飲みまくって生後39日目に受けた1ヶ月検診では3,890g。36日間でプラス1,454gなので、1日あたり40gの体重増加です。WHO基準だと1日18g〜30gの体重増加が基準なので、万々歳。むしろ増えすぎ?
それが。
生後62日目に自宅の体重計(大人用、100g単位)で差し引きで計ったらおおざっぱに4,300g。1ヶ月検診から23日でプラス410gなので、1日あたり17.8g。あくまでおおざっぱなので確信はないけれど、ちょっと少ない?
そして募る不安。私のおっぱいは足りないのではないか。ああやっぱり最初の頃に搾乳さぼっちゃったから天罰なのか!ミルク減らした私が悪いのか!
この時の私の頭の中は「とにかく母乳の量を増やしたい」でした。そして色々悩んだ結果で思いついたのは、「そうだ、桶谷に行ってみよう」でした。
桶谷式はちらっと名前を聞いたくらいで、「なんだか伝家の宝刀のおっぱいマッサージがあるらしい」「食事制限がめっちゃ厳しいらしい」みたいなイメージでした。幸い近所に桶谷式の助産院があるようなので予約して行ってきました。
私が行ったところは、助産師さんがマンションの一室で行なっている母乳外来のようなところでした。問診票を書き、早速噂のおっぱいマッサージを受けました。このおっぱいマッサージは、乳腺開通の意味合いが強く、授乳で詰まったり硬くなってしまった胸をほぐして詰まり(=母乳)を出して通すのが目的です。ちなみにおっぱいマッサージを受けた私の胸からはぴゅーぴゅーと母乳が出ていました。
言われたのは、
・十分に母乳は出ている。飲んでもらえてないだけ。
・右胸の下の方が硬くて詰まってるから、ちょっと通ってもらってほぐした方がいい。
という点でした。とりあえず母乳は出ている、に安心した私。
余談ですが、「混合育児でどれくらいミルクを足せばいいのか分からない」と相談したところ、「足さなくて大丈夫」で終わりました。哺乳量の測定はなく、体重はオムツ込みでの測定でした。
……これがまた私を混乱へと招いていったのです。