おうちのモヤモヤ退治

余白がほしい

モヤモヤを退治したくて。家や服のことなどを。

【混合から完母への道のり】17:職場復帰と、会社での搾乳場所の交渉。

5月のゴールデンウィーク明け。私は早々と職場復帰を果たしました。生後6ヶ月での復帰は会社内ではかなり早い方だったようで、会社ではまるで幽霊を見たかのような目で見られるハメに……。

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復帰にあたり、私の一番の心配は「仕事を覚えているか」「育児をしながら時短勤務でしっかり仕事をできるか」……ではなく、「母乳量をキープできるか」でした。すみません本当におっぱいのことしか考えていませんでした。

 

我が娘は生後1ヶ月頃から夜通し寝るタイプ。よく「日中飲めない分、夜は思う存分飲ませてあげましょう」と書いてあるサイトが多いのですが、夜に思う存分飲んでくれることは期待できません(おかげでよく寝られるんですけどね)。となると大切なのは日中の搾乳です。

 

私の仕事は事務職。営業職のように外回りはありません。会社の中で、いつ・どこで搾乳をするのか。

 

 

ネットの掲示板を色々見たところ、内勤の方はトイレでの搾乳が一番多いようでした。次点で会議室等を借りての搾乳。うーん、私の会社の会議室は割といつも予約でいっぱいだから、できるとしたらトイレか、もしくは具合悪い人が一時的に寝られる休憩室(ソファーベッドが1台置いてある狭い部屋)かな?でもトイレを占拠するのもあれだし、休憩室の鍵は人事が持ってるから毎回借りに行くのも面倒だし……。

 

 

悩んだ末に、復職面談の際に上司(未婚の男性×2人)に相談することにしました。人手が足りない部署なので、時短でもなんでもいいから復帰してくれると(上司の精神的に)嬉しい、ということだったので、堂々と搾乳の話をしました。さも当然のように「搾乳する必要があるんですね」と言いました。はい、未婚男性たちです。通常はダイレクトに言うのを躊躇するところです、が、言いました。ダイバーシティ言うなら、これからのこともあるからちゃんと分かっててもらおうと思いまして。反応は「え、そうなの?」「へー、そういうのもあるんだね、大変だね」と言う感じでした。折角なので、上司から人事に質問(過去に搾乳している人が居たか、どこでやるか等)してもらうことにしました。

 

結果。人事から休憩室の鍵を渡され、「好きに使っていいよ」と言われました。まさかの使いたい放題。もちろん具合の悪い人がいた場合はそちらが優先ですけれど。うわー、私かなり優遇されている。うちの会社こんなに手厚い会社だったっけ……?

 

一時期、本当に、本当に会社を辞めようか悩んでいた私。いやもう辞めてやるーっ!っていうレベルで泣き散らかしたこともありましたが、こういうところで苦労を報われたなと。そんなことを思ったりしました。