レシピ本に盛大に書き込んで、自分だけのレシピ本にしてみる
「何かを生み出せる人」に対しての憧れが昔からあります。それは農業・漁業だけでなく建築やデザイナー、料理人なんかもそう。とても尊い職業だなと思っています。しかし私は何も生み出せない。でも生み出してみたい。ぬぬぬ。
という訳で保存食を作るのが好きです。「これって自分で作れるんだ!」という実感が得られるのが楽しい。正直お店で買った方が安いし早いんですけどね。でも「自分で作ると材料費と時間がこれくらいかかるけれど、市販だとこれくらいの価格なのか」と比較できるのも楽しいところです。
保存食を作るときは毎回レシピをネットで検索していたのですが、毎年検索するのも面倒だし、美味しかったら次回も作りたいなと思ったので、レシピを保存することにしました。
ゼロからレシピノートを作ってもよかったのですが、耐久性を考えて今回は本を買って書き込みをしていくことに決めました。選んだのはこちらの本。掲載レシピ数が多かったのと、月ごとにレシピが掲載してあって参考になるので選びました。
このレシピ本通りに作ってみるのも良し。うまくいった・いかなかった結果を書き込んでみるも良し。違う分量のレシピを書き込んでみるも良し。もはや全く違うメニューを書き込んでみるも、それはそれで良し。自由に書き込む、オリジナルレシピ本です。 ハードカバーでしっかりしているので、長年使えそうです。
昔から、「本はきれいに使う」という考えの中で生きていたんです。書き込みなんてもってのほか!って。なんでだろう、本に対しての畏敬の念みたいなのがあったのかもしれません。絶対にごみに出しちゃいけない的なところとかね。
でも読み込んで使い込んだ方が、本としては本望なんじゃないかと思ったりしました。そういう意味では沢山書き込まれて改造されて、いつも台所の横にあって、事あるごとに手に取られるのって、とても価値があることに思えます。これからどんどん書き込みされていくオリジナルレシピ本、いい相棒に育てていこうと思います。