お墓について、思うこと。
お墓って、いりますか?
「たぶん要らない」という気持ちと「やっぱり要るよなぁ」という気持ちと。「先祖も関わるし無碍にはできないよなぁ」という気持ちと。そんな感情が入り混じって、自分の中での答えは出ていません。
まだ私はお墓の管理者じゃないんですけれどね。父と話していてそんなことを考えたりしています。
***
父方のお墓は都内にあります。歴史がある一種のブランド墓地で、手放したら買い戻すのにかなりの金額がかかるそう。
私の父は長男なので、お墓を継ぎました。しかし子は姉と私。姉は性格上絶対に継がないし、嫁に行って苗字が変わった私は対象外だし……(個人的に父方の宗派は馴染みがないし)。父には弟がおり、そこには息子もいますけれど、うーん、そっちも継がなさそうだなぁ。
誰も継がないとなると、もうそのブランド墓地の基地は諦めてもらって、せめて合葬に変更して合祀する、とかですかね……。ただ合葬にするにしても、親族みんなの承諾を得てから手続きしないとダメなので、どのみち父の代で親族大会議して決めて貰わないと、子の世代としては困る。金銭的な面も含めて。という話をしました。
***
世のミニマリストさん達は、「お墓は要らない」と言えるのでしょうか。
昔、もう少し私が若くて独身だった頃なら「お墓は要らない」と、断言していた気がします。むしろ散骨してほしいって。お墓なんて要らないって。でもちょっと歳をとって、結婚して、そうも割り切れなくなってきました。
お墓をさっぱり捨てる決断はできないけれど。せめてお墓参りしやすい土地に、合葬してほしいなぁと思っています。できるだけ後世の負担にならないようにしたいものです。
余談ですが夫は関西のベッドタウン出身ですが、お墓はお義母さんの出身地の、かなり田舎の方にあります。正直かなりアクセスが悪く、お墓参りしづらい。義理の両親はそこに入るんだろうけれど、私(達)もそこに入るのかしら。子ども達が生きづらいからなぁ、うーん。