【パーフェクトなスタートをきめた完母で苦しむ】1:2人目の余裕
まさかまた授乳の話を書く羽目になろうとは……。
今度は第二子での体験です。えぇ、また格闘する日々です。またどなたかの参考?になればと思い、書いていこうと思います。
分かりにくいので仮称でもつけるかな、第一子をいち子、第二子をにい子とします(そのまんまやん)。
⇩いち子との格闘の記録は【混合から完母への道のり】シリーズで。
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にい子は、いち子同様、出産予定日の9日前に生まれてきました。出生体重2,788g、いち子よりも100g程大きい位で身長は全く一緒。
今回は最初から完母で行くと決めていました。頻回授乳だってなんだってやってやるわ。あの乳頭混乱で直母拒否された悪夢の日々は繰り返したくない……!
幸い、いち子のおかげでいい感じに乳首は出てるし、乳腺も開通しているはずです。そう、私は自分の胸に自信を持っていました。あとは飲む側の問題だけ!お互い初心者でへたっぴだったのとは訳が違います!強気でいける!
そして見事、にい子は最初から直母で飲むことができました。そして生後2日目には40g直母できていました。助産師さんからも「やっぱり1人完母で育てたママは違うね~」と言われ、入院中の授乳指導もほぼなし。こちらも母子同室中は自由勝手に泣きだしたら時間を気にせず授乳。ごはん食べながらも授乳。いち子の時は辛くて苦しくて仕方なかった授乳がこんなにナチュラルにできるだなんて!
一度、生理的減少で2日目に2,612gまで下がったものの、4日目の退院時には2,706gにまで回復。余裕の表情で病院を後にしました。
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実家に帰省してからも、新生児育児ライフは順風満帆そのものでした。ちなみに家事はほとんどやりませんでした。母親に禁じられていたためです(たまに隠れて掃除やら片付けやらしてた)。
この頃は1日10~15回授乳をしていましたが……まーびっくり、いち子の頃で比較して超楽でした。
いち子の時は混合だったため、目覚ましをかけて3時間おきの授乳です。ミルク準備→おむつ替え→哺乳瓶ゴム乳首でトライ→乳頭保護器でトライ→直母トライ(※大体拒否)→哺乳瓶でミルク→寝かすためにトントントントントントントントン→寝たら哺乳瓶の洗浄&消毒(レンチン)。これで1セットでした。スムーズに寝ても1.5~2時間睡眠。寝ない時はそのまま次の授乳タイムに突入したりして、常に寝不足でした。
対してにい子。おむつ替え→直母で授乳→寝かすためにトントントントントン、以上。トントンも長くて15分位。おかげで夜勤はトータル30分ほどで終了、2.5~3時間しっかり寝れました。
日中も泣いたらさっと授乳。もう苦じゃないんですよね。にい子出産前は頻回授乳にちょっと恐れがありましたが、こんなにスピーディーに終わるし、なんなら拒否されないだけで精神衛生上凄くいい。1日15回の授乳も全然辛くない。
授乳がスムーズなだけでこんなにも違うのか!泣いてイライラしていたあの頃が嘘に思えるほどのイージーモードです。ふふ、いち子と頑張ったもんね、いち子のおかげね、いち子は育児というより共闘に近かったわね……なんて思いながらの新生児育児でした。
ちなみに1日1回、22時頃の授乳後に40mlだけミルク補足していました。いち子の時に哺乳瓶拒否で保育園が大変だったこともあり、一応保険として入れていました。助産師さんにも「1日1回少量ならば乳頭混乱も起こらないから大丈夫」と言われており、主に夜寝てほしいのと、便秘解消のために飲ませる感じでした。でも夜の睡眠時間変わらなかったな……。
こうして実家引き上げ時、生後35日目には3.7kgに成長。40日目で受けた1か月検診では3,986gで、退院時より1日当たり35.5gの増加。成長に問題なく、特段指導もなしに終わりました。ミルク40mⅼの補足については誤差レベルとして、母子手帳には母乳のみで記載がされました。
パーフェクトなスタートを決めた完母ライフ。このまま授乳で苦しむことなく育児が楽しくできることを、私はこの時1㎜も疑っていませんでした。