自分の理想の本棚を叶えることにした話。
『 本棚はその人自身である』
本好きなら誰もが思ったことがあるのではないでしょうか?自分の趣味が爆発し、お気に入りの本ばかり並んだ本棚は、自分らしさというか、一種の自己表現のように思えます。よそ様のお家に行こうもんなら本棚が気になる。リビングの本棚とか凝視したい願望に駆られます。……と本棚に一種のロマンを感じていると、なかなか選別が難しかったりしますよね。
過去記事でも何回か本棚について書いています。
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さて、産後唐突に「自分のやりたいことをやろう」と考えた私。かつての夢(小さな願望)をノートに書きだしていった時に、こんな文字が出ました。『素敵な絵本と写真集の本棚を作る』。確か大学生の時に夢見たことでした。もともと絵本、好きなんですよね。文章の本と違って、再読が比較的楽なこともあるし、平易な言葉でよく練られているし、もはやアートだと感じています。
よし、叶えよう。
ちょうど2歳を過ぎたいちこが絵本に興味を持ってきたので、絵本を増やしてもいいしね(という免罪符)。自分の本棚にある本の中で、文字が多い本は処分していこうと思います。
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「好きな本だから手元に置いておきたい」。これは本好きにはきっとある感情で、私もずっと持っていました。整理収納アドバイザーの講座を受講した時に、本を減らす方法で読む頻度の話が出る度に「そうじゃない」と心の中でモヤモヤする自分がいました。もう本当に、これってお気に入りの話だから、頻度とかの話じゃないんですよね。増えるの本当によくわかります。
まぁでも、今の自分にとってはいいかな。
単純に自分の理想の本棚が明確になったから。なんかスンと、腑に落ちたから。そう思えました。
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最近思うのは、やっぱり好きで集めてしまうモノ(服や本等)は、自分の理想がはっきりして軸ができると取捨選択がしやすいということ。これは言うのは簡単だけれど、実際にその理想を見つけるのってとても難しい。その間に迷走して、色々手に入れて、成功したり失敗したり自分を言い聞かせたりしている。でも、分からないからって突き詰めることを止めると、いつまでも迷走する。
今回自分は、理想の本棚がイメージできたのでなんとか整理ができそうです。といっても積読が山のようにあるので、まずは読むところですね……時間がないよう。