「なんとなく選んだ1万円のバッグを10個持つよりは……」には落とし穴があった話。
先日ひっさしぶりに会社の女性陣4人で女子会しました。ほぼ1年ぶり!なかなかコロナで集まりにくい状況ですが、それでも集まれば会話が止まらない。素敵な同僚達で幸せ者です。
さて、そんな中でブランドのアイテムの話が出ました。Cさんがボッテガヴェネタのお財布を購入したようで、それにキャイキャイする私とDさん。ここ3人はファッション好き。Bさんはあまり詳しくなく「ボッテガ……?」という反応。
あみあみのレザーが有名どころですね。
Cさんは語る。「そろそろちょっといいものを長く使おうって思ったんです。なんとなく選んだ1万円のバッグを10個を持つより、10万円のバッグを1個持って大切にする方がいいかなって!」
うんうんそうだよね、と同意するDさんと私。量より質。本当にお気に入りの1個を持つ方が幸福度が増すよね、うんうん。
しかしそこでBさんは言った。「バッグ10個も使わなくない?」
……。
ど正論すぎて何も言えなくなる3人。確かになー、バッグ10個もいるかと言われれば要らないですね笑。
いや強いて言えば、バッグ10個必要なら結構用途が異なりますよね。容量という意味合いで。旅行に行くバッグと通勤バッグと、あと財布スマホだけで外出する時は持ち物の量が全然違うし。
そう考えると、前提の「なんとなく選んだ1万円のバッグ10個」が、一見それっぽいけれどそもそもおかしい。オシャレ用?のバッグでも毎年1万円のバッグを買って10年で10万円?それとも2年ごとに買って20年で10万円?もっと長いスパンの話?でもそれならメンテナンスが必要になるからもうちょっと金額がかかる???
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『適当な〇〇を△個買うくらいなら』の話ってよくあります。勿論「飽きて捨てちゃう」や「持っていることを忘れたり、ぞんざいに扱って無くす」「安物買いですぐに壊れてしまう」というのが理由なら、大事に大事に使う1つにはとても価値がありますね。
でも高価なモノを買うのに、自分を納得させるために理由づけをするのであれば。それも程度問題かなーとしみじみ感じました。服なんかはそもそも生地も傷んじゃいますしね。モノを買う時はいくらのものであっても。よく考えて大切に使おうと思います。