0次持出袋こと、持ち歩きアイテム(EDC)の話。
一斉に花咲き乱れる春。今までは漠然と「きれいだな〜」で終わっていましたが、今や子供に名前を聞かれるのでせっせと調べています。ユキヤナギ、ハナニラ、ムスカリ、ヤマブキ、ツルニチニチソウ……。
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さて今日は0次持出袋こと、防災ポーチについてです。防災界隈ではEDC(EveryDayCarry)と言うそうですが……でもInstagramで検索したらイケイケのお姉ちゃん達が出てきたのでマイナー用語かもしれません笑。
発災時を想定してみると、私の場合は①家 ②会社 ③通勤時 の3パターンがあります。①なら家の家具等の固定と備蓄、②なら会社の備蓄や避難回路の確認と個人的な備蓄が必要ですね。
ある意味1番無防備なのが③です。そう無防備です。特に電車に乗っている時なんて、脱線、火災、衝突、駅の天井や設備の崩落や落下、パニックになった人や転倒した人による群衆雪崩など、もうどれをとっても生き延びられる気がしません。あああ最寄駅から会社までの発災だけは避けたいな……!
それだけ酷い即死な災害を想定すると悲しみで話が終わってしまうので、その1レベル下の、とりあえず震度6強弱位の想定で0次持出袋を用意しています。「運良く建物は崩落しないけど電車は止まってしまって終日運転見合わせ」位の想定です。こういう具体的なシチュエーションの設定って大事よね。
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というわけで私の持ち歩きアイテムです。レインコートとペットボトル以外は、雨等に濡れてダメにならないようにジップロックの袋に入れています。先日警視庁のTwitterでは500mlウォーターボトルに入れる案が出ていましたが、詰まるところは防水ですね。
さてこちら。
①レインコート
雨に濡れてしまうと季節によっては低体温症にかかってしまうため。普段も保育園の送迎に使います。薄いけど透湿タイプです。
電車内で暫く待機になった場合対策。1箱購入して持ち歩き、砕けたor賞味期限切れで入れ替えます。その他にもちょっとしたおやつは入れてあります。気分転換ね。
③300mlペットボトル(緑茶)
こちらも電車内で待機になった場合対策。もしくは怪我をして、水を入手できるまでの洗い流し用。地味に電車遅延等で想定より長く乗車するようになった時にも便利です。
④会社⇆家の地図
GoogleMAPを印刷したもの。地図本持つのは重いので、1番確率の高い通勤に範囲を絞っています。本来は歩いてみるのがいいのですが、まだそこまでできてはいません。半分くらいまでは何度か往復済み。
いつ何が起こるかわからないので簡易的に。
⑥手ぬぐい
圧迫止血や骨折時の固定などなど。ちなみに100均で買うと両端が3つ折りに縫われているものがありますが、あれだと有事の際には手で破れない&乾きにくいので、昔ながらに切りっぱなしのタイプがおすすめです。
⑦モバイルバッテリー
今や必須アイテムとなったバッテリ。大容量の買ってしまったんですが、もうちょっと小さけければ大分軽量化できたんだけどなぁといつも思っています笑
⑧親族の連絡先(紙)
自分が使うのは勿論、自分が連絡取れない状態になった時に発見してくれた他の人にも分かるように。
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ガチで考えるともっといろいろあると思うのですが(マルチナイフ、レスキューシート等)、あまりフル装備にして重くなって持ち歩きたくなくなったら意味がないのでこの辺りに絞っています。ヘッドライトは追加したい気もする……あと冬はホッカイロ必須ですね。
余談ですがホイッスルはお財布につけて持ち歩いています。バッグよりもお財布の方が身につけている確率が高いためです。お財布かスマホは必ず携行し、万一の時の連絡手段を確保です。