おうちのモヤモヤ退治

余白がほしい

モヤモヤを退治したくて。家や服のことなどを。

コンセプトがぶれぶれな事を開き直る。

ブログの投稿に間が開いてしまうのには、いくつか理由がありまして。

 

私の場合、この理由は「ネタがない」とか「時間がない」ではありません。「サムネ表示させる写真がない」「タイトルに統一感を出せない」「パソコンとスマホで違う画面サイズで、どれくらいの文字数で改行させればいいのか悩む」……ブログの表示という、ブログの本質でないのことで悩んでいました。ブログ書いて何年目なんだ笑。

 

統一感があるブログに憧れがあるんですよね。写真の雰囲気とか、改行とか、そのブロガーさんのスタイルってあるでしょう?「この人のブログはいつもこう」という、ブレのなさに惹かれます。

 

そうだ私のブログもそうしよう!と真似しようとして、上手くいかずに悩むのです。「写真はピクト画にしよう」とするとイラストを探して保存や加工をしなければならないとかね。全く文章関係ないっていう。

 

もういいか、そういうの。

 

勿論雰囲気やスタイルが統一されたブログは魅力的。でもきっと私にはそれはできないし、それよりも文章を書こうと思います。なんのためのブログか、文章を書くためだ!

 

という訳で開き直ってぶれぶれのブログになります。好きに縛られずに自由に書こうと思います。画像については後で貼ろうかな。ロック解除、カチッ。

春服に衣替えしたら春が終わった。

4/21、東京の最高気温は27度でした……なんだって?

 

4月ってGW辺りにぐぐっと夏日になるイメージでしたけれど、気象庁サイトで今年去年の気温グラフを見たところ結構乱高下していました。確かに4月は安定しないかも。おかげで自律神経がやられ気味の私の体調もイマイチ。

 

春といえば「薄手の長袖」の季節ですね。一昨年に買ったSHIPSの白いコートは、保育園の園庭の砂嵐にやられて大分汚れが目立つようになってきたため、今年は4月上旬から新しく黒いスプリングコートをお迎えしました。

 

フライパンみたいに雨粒も弾く高密度のつやつやナイロンで、MA-1テイストの首&手首のリブが可愛いロングコートです。これでAラインなのめちゃくちゃ可愛い!3月末から探し始め、4月上旬に綺麗な状態の古着でお迎えしました。

 

そう、4月上旬から……。もう暑くて着れないわ……。

 

なかなか4月は難しい季節ですね。いいんだ、お楽しみは秋に繰り越しします。

ブログ名を変えてみました。

 前回更新より長らく空いてしまいました。ブログ名を変更してみました。

(これはディオールの展示、天国かと思った)

 

 もともとこのブログは【風通しのいいおうちづくり】というブログ名で始めました。そのうち「風通しっていうよりモヤモヤしてる事にテコを入れて改善する方がいいな」と思い【おうちのモヤモヤ退治】と変更しました。

 

 ただ直近の内容は家の事以外も書いていて、寧ろ家以外の事が多くなってきたと自分の中で感じていました。という訳でブログ名から家という言葉をとることにしました。

 

 相変わらずのマイペース更新ではありますが、ブログ名も改め、全体的に余白ある余裕ある生活が送れるように記事を書いていきたいと思います。理想ね!どうぞよろしくお願いします。

シャネル展で見た「削ぎ落とすこと」の話。

 「シャネル」と聞いてどんなイメージがありますか?ハイメゾンのブランドで、ツイードのジャケットや黒のキルティングに金のチェーンや留め金のバッグ、Cマーク、マリリン・モンローの台詞で有名なかの香水No.5……。

 「ガブリエル・シャネル」や「ココ・シャネル」と個人名を聞くと、女性実業家としての面や名言の数々を思い出すかもしれません。そんなシャネルの回顧展示を見に行ってきました。秋の話です。日本での大規模な展示は32年ぶりだったそう。

展覧会について | 新しい私に出会う、三菱一号館美術館

 

 さて。シャネルといえばジャージー素材(といってもシルクやウール)を多用し、それまでの締め付けコルセットなドレスを、とにかく動きやすい活動服に変えたという功績を持ちます。

 また、リトルブラックドレスに代表される、過剰なフリルやレースのない、一見シンプルなドレス(……と言ってもよくよく見ると超絶技巧なんですけど)。

 つまり、結構削ぎ落としているんですよね。

 

 今回の展示会場では彼女のこんな言葉が紹介されていました。

 

“均整“

いつだって理想のドレスを作るところから始めているのです。

その次に、切り取ること、削ぎ落とすこと、

取り除くことが必要で、

決して付け足さないこと。

 

 ひとまず理想を詰め込む。そこから減らしていく。アクセサリーの付け方とかでもこの話って耳にしますよね。シャネルが生きた時代はまだふんだんに要素を詰め込む時代だったので、この削ぎ落とす美はリトルブラックとしてセンセーショナルだったろうなと思います。いや展示してあったアクセサリーは結構ゴテゴテでしたけどね。

 

 シンプルやミニマムは美しい。勿論ロココアールデコにも、それはそれで圧倒される華やかで迫力のある美があるけれど、自分が今心地よいと思う方向はどちらなのか。対話して進んで行きたいものですね。