おうちのモヤモヤ退治

余白がほしい

モヤモヤを退治したくて。家や服のことなどを。

同じニットを色違いで3枚買った理由

今年の冬のワードローブは、今までの冬と少し様子が違います。理由は授乳。ワンピースが好きな私は、冬でも1枚で着られるワンピースを多く着ていましたが、今年は授乳しづらいからと指が伸びず……授乳口付きの授乳ワンピース買えばいいのかもしれませんが、面倒なのでパス。結果として、トップス+ボトムスの、めくりあげられるスタイルになります。

 

冬のトップスは、今年は全部で5枚。5枚数のうち3枚がユニクロのファインメリノタートルネックセーターです。

 

そう、今年の私は暴挙に出て、このセーターを色違いで3枚揃えたのです。

www.uniqlo.com

なぜこんな暴挙に出たかというと、以前買ったボルドー色の1枚は10年着たからです。今年いい加減に買い換えようと、心を鬼にして処分しました。

f:id:itgreco:20190107113730j:plain

難ありの服や、なんとなく自分の中で着たくない理由がある服はさくさく処分できるのですが、そのシーズンも着ていて、来年もないと困る!と思っている服は、処分しづらい。古くなっているのは承知なんですけどね。母親からも「いい年なんだからそんな古いの着てないで新しいの着なさい!」と言われていました。

 

過去の10年間処分の対象にならなかった、ということは、それだけこのタートルネックのセーターが自分にフィットしていた、ということです。新しく買っても、またきっと着倒せる。失敗しなさそう。そう確信できたので、色違いで3枚購入しました。こんなに確信して服を買えたなんて、なんだか私は幸せものだなぁという気分です。

 

授乳の時はどうしても寒いので、タートルネックは首を温めてくれるいいアイテムです。ボートネックでもよかったかな?と思ったりもしましたが、このまま今年の冬はお世話になろうと思います。

 

 

……でもこのタートルネックのセーターは、きっと10年も着ない。着倒して着倒して、きっと何年ももたずにダメになるでしょう。それでいい。それで入れ替える。

 

以前は1年で捨てるなんてもったいない!と思っていたけれど、それって違うんですよね。何年着たかじゃなくて、何回着たかが大切。たくさん着ていれば、例え1年で処分になろうと悪くない。今年はそんな風に思えるようになりました。使い倒して、十分に付き合っていきたいと思います。

新年のご挨拶と、たためる花瓶

新年明けましておめでとうございます。

夫の育休明け以来、すっかりバタバタしています。年末年始も各実家に帰省したりで時間もなく……こんなに大掃除できずに迎えた新年は生まれて初めて!年神様が来てくれたか不安になります(笑) まぁでもゆっくり掃除していこうかしら。

 

ちょっとはお正月らしく、ということで、今年は千両を飾ってみました。

f:id:itgreco:20190107115813j:plain

お花よりメンテナンスが簡単。

 

我が家の花瓶は、この花巾着を使っています。

この巾着、中は防水仕様になっています。マチがしっかりあるので水を入れると自立して倒れません。割れないのも良い点です。

 

本来ならば硝子や陶磁器の花瓶なんですが……毎日お花を活ける生活をしていないので(すごく憧れるんですけれどね)、使わない時の収納場所が問題になります。小さい花ならばコップでも代用できますが、大きい花束を貰った時、代用できるものがなくて困っていました。

 

その点この花巾着は、使わない時はたためる!すっきり薄く収納できます。たまにしか花瓶を使わない場合はいい選択肢だと思います。

柔軟剤としばらくお別れする

ずっと使っていた柔軟剤が廃盤になってしまい、ゆるーく次の柔軟剤を探していました。しかし今、結局柔軟剤なしで暮らしています。

itgreco2.hatenablog.com

 

柔軟剤なしで暮らしているのには、いくつか理由があります。

①そんなに柔軟剤のふわふわを求めていなかった

お風呂上がりにふわふわなタオルに包まれるのが幸せ……みたいなものが私にはそもそもありませんでした。あると思ってたんですけど、ありませんでした。

 

季節がらニットばかりなのでどうかとも思ったのですが、今のところ柔軟剤なしでも問題なく着れています。

 

②赤ちゃんの衣料と一緒に洗濯するため

赤ちゃんの衣料だけ分けて洗濯する、というマメなことができません。一緒にまとめて洗濯しています。そうなると、赤ちゃんへの刺激を考えて柔軟剤はない方がいいんですよね。

 

皮膚刺激に関しては、むしろ柔軟剤があった方がいいという考えもありますが……問題は香り。最近の香りが強い柔軟剤は、赤ちゃんにも強いのです。

 

勿論赤ちゃん衣料にも使えるほど低刺激な柔軟剤もありますので、やっぱり柔軟剤が欲しい!と思ったら、そういうものを選ぼうと思います。ラボンはおしゃれ着洗い用も同じシリーズであるので興味があります。昔買ったおしゃれ着洗い用洗剤があるのですが、香りが好きじゃなくて全然おしゃれ着洗いする気になれないので……。

ラボン 柔軟剤 シャンパンムーンの香り 600ml

 


……と理由を書いてみましたが、もしかしたら「柔軟剤を入れる」という行為自体が面倒に思えてきたのかもしれません笑。じゃあ柔軟剤入りの洗剤使えば?となるんですが……使っているアタックNEO抗菌パワーEXが好きなんですよね。ここは変更するつもりがありません。

 

今のところ1ヶ月柔軟剤なしで暮らしていますが、もう少しこのままでいこうと思っています。

『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる』を読むと、その時その時で違う気づきがある

実家から1冊本を持って帰ってきました。横田真由子さんの『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる』です。

本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる (ミニマムリッチシリーズ)

この横田さんは元旧GUCCI JAPANの売れっ子販売員で、今はその経験を活かしてキャリアカウンセラーをしている方です。

 

販売員時代に出逢ったお客さん達から学んだ、上質なものを少なく持つ「ミニマムリッチ」という考え方を提唱しています。

 

また身軽に生きることを、本のタイトルにもなっている小さなバッグに例えています。過度な不安や心配が詰まった大きな重いバッグを手放し、小さなバッグで颯爽と出掛けようと。

 

この本は読むたびに、その時の自分の関心によって感じることが変わります。

 

最初に読んだのは、私が社会人になってちょっと小金を持ち始めた頃でした。ちょっと良いものに興味を持った頃です。この本には旧GUCCI JAPANで働いていた時のエピソードがよく出るので、ハイブランドの名前がちょいちょい挙がります。GUCCICHANEL、バンブーバッグ、ケリーバッグ、家具のカッシーナ……どれもかなり高級ですよね。

 

当時の私はミニマムリッチという言葉から、私は単純に高級ブランドのものや、高額なものをリッチとして捉えていた気がします。やっぱり社会人にもなったし良いもの持たなきゃな、みたいな。おかげでバッグとかちょっと奮発していました笑。代わりに安っちいものとか処分してみたりもしました。でもこの時は、「少なく持つ」「ミニマム」よりも、「リッチ」に注目していた気がします。

 

今読むと、私の捉え方は違います。「リッチ」にも興味があるけれど、もう「ちょっと身の丈でいいや」とか、「金額だけじゃなく良いなと思えるものがいい」と、ちょっと感覚的な背伸びをやめました。逆に「ミニマム」の方に関心がある方なので、リッチはさておきミニマムに行こう!と思えます。

 

きっと何年かしたら、また捉え方が変わるでしょう。「ミニマム」と「リッチ」を行き来して、いつか自分にちょうど良い「ミニマムリッチ」を叶えられる日が来るかもしれません。勿論来ないかもしれません。でも自分の持ち物に真っ直ぐ向き合えるようになっていきたいと思います。