愛用のリュック、Egg Packを1年使ってのレビューをしてみる話。
通勤カバンの中での地位を確立したリュック。昔はビジネスカバン(ブリーフケースとか)一択でしたが、東日本大震災で帰宅難民が大量発生して以降、リュックにスニーカーも容認されましたね。すっかりお馴染みのスタイルになっています。
そんな私も3年前からリュックで通勤しています。理由は保育園の送迎が抱っこ紐だったから。肩掛けや手持ちなんてしてられないわ!というところでリュックを選択。
(画像は公式からお借りしました)
このリュック、ネット上にクチコミ(レビュー)が少ないんですよね……公式オンラインショップにあるのは基本買ってすぐのレビューだし。という訳で1年使っての機能面でのレビューを書いてみます。
ちなみに通勤で毎日使っているので、約200回の使用回数です。
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〈重さ〉
0.8kg。許容範囲です。以前使っていたTIMBUK2のリュックは0.6kgでバックパックの中では軽い部類でした。こちらは200g重いとはいえ、生地もハリがあるし、背面やショルダー部分のパッドがしっかりしているため、そこまで重さを感じませんし疲れません。
余談ですがMサイズの方は約1kgです。収納力も13L→20Lになりますが、サイズ、特に高さが42cm→50cmと長くなります。私は試着なし購入&背が低い(146cm)ため、コンパクトなSサイズを選んでいます。意外とリュックの背面の長さのフィットは重要ですよね。登山用バックパックを店舗で店員さん指導のもと試着した時に思い知りました。
〈防水性能〉
雨の日は傘も刺さずに濡れっぱなしで20分歩く事もザラでしたが、未だに中のものが濡れたことはありません。流石防水生地!抱っこ紐を使う時って、子供が濡れないように傘を前に刺してしまい自分のリュックはびしょ濡れになる事も多いですが、このリュックなら安心。勿論可能なら上からレインコート着た方がいいです。
〈耐久性〉
アウトドアブランド等と比較してどうなの?というところですが……うーん、1年使った感想としては、やはり若干劣るかもしれない。特に縫製面。
なぜか画像が横向きになっていますが、卵型にするためのサイドのタック部分の縫いが半年位でほつれました(泣)。構造上、ここがほつれて内側に穴が見えても、あくまで表面だけで中の袋部分への影響はなさそうです。でもほつれてるの嫌なのでこの後縫いました。
生地自体はとても頑丈なのですが、よくよく観察すると肩ベルトのパイピング部分(これは合成皮革かな?)に特有の切れがちょっと入っていました。まぁ私の使い方が雑なのがいけないんだけど。アウトドアブランドのリュックだとオールナイロンや本革で細かい部分も丈夫だったりするので、この辺は差が出るのかもしれません。そもそもアウトドアほどハードな想定はしていないでしょうしね。
余談ですが、以前蔦屋書店で購入したオシャレなリュックはファスナーが全壊して壊れたことがあります。しかもファスナー2箇所とも!意外とリュックって壊れるんです。そう考えるとアウトドアブランド商品ってやっぱりタフだなと思います。
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もともとLIVERALは愛知県長久手市にある縫製会社が立ち上げたブランド。車両用のシートや楽器ケースの縫製、はたまた長年培った技術からファッションブランドの縫製も手掛けているそうです。
MADE in AICHIを謳うブランドは、ご当地もの好きな私の中では地方創生としてとても好感度が高いです。
若干の縫いのほつれは生じましたが、それを差し引いてもデザイン機能ともにお気に入り。まだまだ通勤のお供に活躍してもらおうと思います。