おうちのモヤモヤ退治

余白がほしい

モヤモヤを退治したくて。家や服のことなどを。

深夜の停電で役に立ったモノとコト。

3月16日深夜の地震、東北の方々は心穏やかに過ごせたのでしょうか……。なかなかブログを毎日書けていないのですが、色々と、特に宮城沖で地震があると考えてしまいます。


東京に住まう我が家ですが、停電しました。しかも運悪く、私は丁度お風呂から出たばかり。揺れるし裸だし揺れるし停電するし髪濡れてるし、という状況。夫と子供達は寝室で寝ていました。泣いてパニックにならなくて良かったー。


以前は地震があった時に「オムツの在庫が……!」としょうもないことを考えた私。今回は長い揺れでしたが落ち着いて、とりあえず大丈夫だわという気分でおりました。その理由は、第一に落下・転倒防止をしていること、第二に灯りがあることでした。


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落下・転倒防止。防災で1番大切なのはまず死なないこと、つまり身の安全を確保することですね。


夫と子供達がいる寝室には、加湿器を置いていた椅子以外には置き家具がありません。ベッドではなくすのこマットに敷布団。ライトはプラスチックのシーリング。作り付けの観音扉のクローゼットは開き防止のラッチを付けてある。よし、安全!


私がいる洗面所は、洗濯機はよっぽどでなければ大丈夫。釣り戸棚の扉やシンク下の扉にはロックかけてある。唯一夫の洗濯カゴが1番高い戸棚に扉を外して置いてあるのが怖いけれど、まぁ最悪落ちてきてもそこまでの負傷はしないからいいかな……。割れやすいモノはなし。よし、大丈夫!


リビングやキッチンも、大型のモノ(冷蔵庫、スチールラック、本棚、棚)は固定してあるから、とりあえず惨状にはならない筈……ああっ!食器まだ洗ってない!


揺れている間に考えていたのはこんな事でした。夜中に揺れて停電になった場合、本当に見えなくなる。暗闇は恐怖だというのがよく分かりました。身の安全だけでも図れると、割と心強いんだなとしみじみ感じました。


(強いて言えばカーテンではなくてブラインドだから、ガラスが割れたらちょっと怖いなぁ)


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とりあえず揺れが収まった後は、スマホのライトを使ってリビングに行き、キッチンの釣り戸棚のロック(掛金)の確認。あとランタンの確保と、穴が開いて防御力0の夫のスリッパの代わりの防災スリッパを取りに行きました。


凄く反省したのが電池。懐中電灯には電池が入っていたものの、ランタンには電池を入れていなかったため、暗い中懐中電灯の灯の元で電池を入れる羽目になりました。しかも電池パックに入ってるからビニール破るところからでした。あああ直ぐに使えるのって大事!普段使わないから液漏れが怖くて入れてないのが仇になりました。


ともかく、灯りを確保。


ダイソーやキャンドゥで300円で購入していたミニサイズのランタンがかなり役立ちました。暗闇で初めて使いましたがランタンの灯りって360°広がるので周りがよく見えますね。置いておいて作業するには適任です。このランタン3つ位持ってます。お気に入り。

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上に引っ張って灯りをつけるタイプ。引っ張り加減によって光量が調整できたのも良かったです(電力消費量はフルと変わらないけれど)。寝室だから夜中にあまりピカーと光っても眩しいですしね。


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兎にも角にも、身の安全が確保できて、停電事も灯りがちゃんとあった事で大分落ち着いていられました。


勿論更には簡易トイレや水、食料、充電器といった物資の備蓄の有無もありますが、まぁ本当に何よりも大切なのは死なないケガしない事ですもんね。そんな感じで私の日々の防災活動が生きたなぁと感じた一件でした。