住んでいる市区町村の備蓄リストを確認してみた話
急に底冷えするようになった2月。と書きつつ、今週は気温が上がりましたね。小春日和と言えば聞こえは良いですが……まだ春は先なはず……白木蓮がもう蕾をつけていました。
さて。
防災もとい減災について見直しています。我が家用の備蓄リストの作成や、在庫チェックや補充なんかを1人いそいそとやっています。夫は基本興味なさげなので、静かーにやっています。
備蓄の話になると必ず出るのが市区町村の備蓄です。「最悪避難所に行けば良いしね」という話ですね。確かに市区町村の広報は「必要な数を備蓄しています」とは言いますが、それは全然、全員を賄えるだけの量はないと思われます。早い者勝ちで無くなるイメージでいます。
ところで。そもそも市区町村の備蓄って何を備蓄してるんでしょう?
(画像は内閣府のウェブサイトから)
量が足りなさそうなのは分かるとして、備蓄しているもの・そもそも備蓄していないものがあるのではないか……そしたら万が一避難所に行くとしても、家から持っていかないと厳しいのではないか……となるとどのみち家でのストックが必要ではないか……。
という訳で検索してみました。
私は東京在住なのですが、違いがあるかを見るためにも複数区を検索です。検索は基本「○○区 備蓄」でしていますが、備蓄リストにパッとアクセスできる区とできない区がありました。
今回は①個人配給がありそうなもの(避難所設営系は重視しない)、特に食べ物 ②女性&赤ちゃん向けのもの という2項目でチェックしました。
とりあえずいくつか備蓄リストがパッと見つかった区を抜粋し、更に備蓄リストから抜粋しました。ウェブに掲載していないだけで他にもあるかもしれません。あと検索トップに出てきる記事が最新じゃない可能性もあります。参考までにどうぞ。
【中央区】
サバイバルフーズ、缶入りソフトパン、クリームサンドビスケット、クラッカー、ビスケット、バランス栄養食、アルファ米、副食缶詰(肉、魚、野菜)、副食カレー、
アルファ米(おかゆ)、粉ミルク、おむつ、おしりふき、生理用品
ふむ……。
勿論常備しているものなので、食べ物は炭水化物がメイン。赤ちゃんのおむつは(ウェブだと)サイズが不明で、おしりふきは有るか不明。哺乳瓶はあるけど粉ミルクが書いていないところもあるし、消毒については不明。離乳食はベビーフードがあるところは少なく、基本は白粥で対応、というところでしょうか?歯ブラシとか勿論ない。
おそらく、その手のモノは後々応援物資的な感じで届くんでしょうけれど、緊急で避難した避難所にはないことを覚悟した方が良さそうです。
勿論、このウェブから抜粋したものが全てではないと思うので、詳細については電話問い合わせになると思います。こういうところが役所って不便だなぁと思ってしまいますけどね。
実際には自分が住んでいる市区町村のリストを見ないと分かりませんが、どうでしょう。思ったより無いなという感想です。緊急事に避難するために持ち出しリュックを用意している方は特に、調べてみると内容決めに役立つかもしれません。
我が家はよっぽどのことがない限りは自宅避難を想定しています。ですので、やっぱり必要なモノは自分で備蓄しないとな、と……避難所からのおこぼれ(?)もなさそうだしな……としみじみ感じたのでありました。