おうちのモヤモヤ退治

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冷蔵庫の収納を0から考える

そういえば書いていなかった冷蔵庫収納の話です。

 

我が家は第二子にいこの誕生を機に、冷蔵庫を新調しました。一人暮らし時代から使っていた175Lから、いっきに458Lに増量!2ドアだったのに4ドアになりました。収納量が増えたために、ちょっとわかりやすく収納しなきゃなーという感じ。

 

そこでネットで色々冷蔵庫収納を調べてみました……そして挫折

 


……なんだこの見目麗しき冷蔵庫収納は……。

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収納ケースが綺麗に並び、可愛いタグがつけられ、お揃いの瓶に詰め替えられ、白黒モノトーンの生活感を一切感じさせない冷蔵庫。シンデレラフィットで完成された収納……。

 

しかしどこからどう手をつけていいのかわからない。

 

という訳で今回、何も整理されていない、むしろ夫が適当に詰め込んでくれて訳分からなくなっていた冷蔵庫の収納を0から考えました。プロセスでご紹介します。ちなみに見目麗しき冷蔵庫では一切ありません。

 

 

***

 

冷蔵庫の収納計画

 

①現時点で冷蔵庫に入っているものをチェックする

ひとまず何が入っているかを確認します。これは里帰りから引き揚げてきた時の冷蔵庫です。ミニマリストの夫には分かりやすく収納するという概念がないので、法則性なく詰め込まれています。

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入っていたもの:

赤ちゃんの水、生姜の佃煮、あんぽ柿、ピスタチオチョコ、天かす、お好み焼き粉、小麦粉、いぶりがっこ、あんずジャム、柚子みそ、ウイダーインゼリー2個、鮭フレーク、納豆、絹豆腐、いちごジャム、卵、キムチ、五目煮、生姜漬け、レモンシロップ、みそ、パックサラダ、焼きそば、松山揚げ、バター、シュレッドチーズ、魚肉ソーセージ、ポテサラ、鯵の干物、豚小間肉手羽元、ハンバーグ、しらす、食べかけのキッズビスケット、梅干し

 

②内容物をカテゴリー分けし、精査する

自分で分かりやすいようにオリジナルカテゴリー分けします。よく「お味噌汁セット」や「朝食セット」なんて聞きますけれど、自分の生活にそぐわなければ作る必要はありません。

 

私の作ったカテゴリーはこんな感じでした。

【粉もの】【ごはんのおとも】【パンのおとも】【豆腐・納豆・卵】【肉・魚】【子供用】【買ったお惣菜(今月中に食べる)】【買ったお惣菜(来月以降に食べるストック)】【その他お菓子等】【昨日の残り(※今はなし)】

 

③冷蔵庫収納の計画をする

1)カテゴリーごとに、どこに配置するかを考る

収納の基本は頻度が高い順に「腰の高さ」→「一番下」→「一番上」です。ただ食品には賞味期限・消費期限があります。一番上に置いておいたらダメになってしまった、というのは避けたい。今回は「(頻度は低いけれど)必ず使うもの」を一番上に置くようにしました。

 

上の段から、タイトルはこんな感じです。

・上段「頻度は低いけれど必ず使うもの」:【粉もの】【その他お菓子等】+みそ

・中段「賞味期限が長いもの」:【買ったお惣菜(来月以降に食べるストック)】【パンのおとも】+梅干し

・下段「すぐに食べるもの」:【ごはんのおとも】【豆腐・納豆・卵】【買ったお惣菜(今月中に食べる)】【昨日の残り】

・引き出し【子供用】+松山揚げ

・チルド「チルドっぽいやつ」:【肉・魚】+バター

 

ちなみにこの時点で、レモンシロップはドアポケットに移動しました。ドリンクなので。

 

2)ボックスの要・不要を考える

ネット検索の画像でもわかるように、ボックスを綺麗に隙間なく並べている人もいます。ただ、冷蔵庫に入っている食品が毎回同じでない人や、イレギュラーなもの(作り置きや昨日の残り、買ってきたケーキなど)が出る人は多目的空間を作っておく方が使用勝手がいいのではないかな~と個人的に思いました。

 

今回は上段の【粉もの】【その他お菓子等】、中段の【買ったお惣菜(来月以降に食べるストック)】【パンのおとも】、下段の【ご飯のおとも】をボックス収納にすることにしました。

 

④冷蔵庫を測る

庫内のサイズをひたすら測ります。収納ボックスを買った時に奥行きがあまり過ぎたり、サイズが大きすぎて入らなったらやり直しです……。縦・横・奥行き。冷風を出す部分が前にせり出ていたり、若干カーブを描いている部分もあるのでしっかり測ります。

 

同時に、食品のサイズ(納豆やジャム等、大体入っているものの横幅)も測っておくと安心です。せっかく買っても入らなかったら意味なしです。

 

ちなみに食品に対してぴちぴち過ぎるボックスはNG。実家の冷蔵庫は「朝食セット」のボックスがスリム過ぎて、大き目のジャムを買うといつも入り切っていません。ミチミチで浮いている……。若干ゆとりあるサイズで行きましょう。

 

⑤収納ボックスを買う

サイズをメモした紙を片手にお店へGo!。収納ボックスには色々な種類があるので、自分にとって使いやすいタイプはどれだろう?と考えてみることが大切です。私の場合、「半透明で中にあるか見える」「穴が開いていて冷気が通る」「上段は取っ手付き」の3点をポイントに選びました。

 

⑥収納する

買ってきたボックスを実際に冷蔵庫に配置し、食品を収納して終了です。

 

撮った写真が見当たらなかったので現時点での写真がこちらです。ボックスはカテゴリーごとに分けているので快適。フリースペースは若干中段・下段で行き来したりもしますが、迷子にはなっていないので問題ない状況です。映えない冷蔵庫!

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自分一人で暮らしているならあれこれやりたいこともありますが……家族暮らしなのでゆるめ収納でいいかな~と思っています。今は私と夫だけですが、いずれ子供たちも開けるようになったら変わるかも。ぎちぎちに作りこまない位でフレキシブルにいきます。

 

 

***

 

以上、我が家の冷蔵庫収納を考えた時のプロセスでした。全く映えないですが、「冷蔵庫で食品をダメにする」を回避できているので、概ね満足です。

 

ちなみに他の場所ですが、野菜室は何もしていません。野菜の種類も形状も時々なのでフレキシブルに。

 

冷凍庫は引き出しが2段(+スライド1段)あり、ここもざっくりカテゴリー分けしてそれぞれ収納している位です。【冷凍野菜】【冷凍ごはん・アイス】【子供用冷凍食品】【メインの肉・魚】【大人用冷凍食品おかず】に分けています。一部、ブックエンドで区切って分けていますが、基本ゆるゆるです。冷食は買いこみすぎてたまに漁っていますが、まぁダメにしてないから、いいかなって。ゆるゆるです。